リモートワーク向きの地方都市は?
完全在宅だけを前提にしない
今は週0出社でも、来年は週2になるかもしれません。 そのとき同じ家から通えるか。転職しても引っ越さずに済むか。リモートワークの街選びは、在宅の日だけで考えないほうが安全です。

つくば65,300円、金沢53,550円。家賃だけでなく出社日も想像する
| 街 | 50㎡家賃 | 仕事* | 2050人口 | 車なし* |
|---|---|---|---|---|
| つくば市 | 65,300円 | 68.3 | 106.0 | 20.0 |
| 福岡市 | 68,400円 | 66.5 | 100.6 | 43.0 |
| 金沢市 | 53,550円 | 65.0 | 87.3 | 18.6 |
| 仙台市 | 67,250円 | 64.5 | 91.1 | 35.6 |
| 水戸市 | 54,300円 | 62.4 | 90.1 | 17.3 |
棒の長さは75を表示上限として換算。家賃や交通とは別の項目です。
仕事・交通・家賃をセットで見ます。
今の会社が週0出社でも、次の会社は週2かもしれない
国土交通省の2025年度調査では、雇用型就業者のうち直近1年間にテレワークを実施した人の割合は全国16.8%。完全在宅勤務の割合ではありません。テレワークは定着していますが、誰もが完全在宅ではありません。(国土交通省)
つくばは仕事68.3。でも車なし20.0。住む場所で差が出る
仕事68.3、2050年人口106.0は高めです。一方、車なし20.0。TX駅の近くに住むのか、車を持つのかで、出社日の負担は変わります。
福岡は仕事66.5・車なし43.0。出社が戻っても動きやすい
転職や出社日が増えたとき、仕事先へ公共交通で動きやすいのが福岡の特徴です。
駅から遠くして家賃を下げると、出社日が増えたときに響く
完全リモートなら駅から離れても困らないかもしれません。ただ、転職や週2出社に変わったとき、毎回の通勤が重くなることがあります。今の働き方だけでなく、次の仕事でも同じ家に住めるかを見ます。
仕事部屋の広さと、週2出社の通勤時間を同じ表で見る
在宅勤務では、仕事部屋を確保できる家賃が大切です。ただ、出社日が増えたときに駅まで遠すぎると負担になります。候補都市では「週0出社」と「週2出社」の両方を想像し、同じ家で続けられるかを見ます。
候補都市が決まったら、自分の職種の求人を地図に置く
仕事指数が高くても、雇用先が市内の一か所に集中しているとは限りません。研究地区、中心市街地、工業団地など、自分の職種の勤務先候補がどこにあるかで住む駅は変わります。候補都市が決まったら、自分の職種の求人を地図へ置き、通える生活圏を確認してください。
リモートワーク向きの街は、今の会社にだけ合わせた街ではなく、出社や転職があっても住み続けやすい街です。
家賃を仕事部屋に使うか、駅の近さに使うか
家賃の安い街では広い部屋を取りやすく、交通が便利な街では出社や転職に対応しやすくなります。どちらを優先するかは、在宅日数と出社日数で変わります。
「リモートだから交通はいらない」と切らず、使う頻度が少ないぶん優先度を下げるくらいにしておくと選びやすくなります。